2025年には中国の人口を超えると予測されているアフリカ大陸、GDP成長率も著しく、すでにアフリカ諸国間で締結済みのアフリカ大陸自由貿易圏協定(AfCFTA)を足がかりに、2030年にはアフリカ諸国間の関税の約90%を撤廃予定、アフリカ大陸は世界の一大経済圏へと成長しつつあります。このようなアフリカ経済の潮流をいちはやく察知していた欧米やインド、中国の企業は、今世紀初頭からアフリカ各国で積極的な経済活動を行っています。特に米国は中国市場のデカップリング政策を進めており、中国の代替となる市場としてアフリカをターゲットとし、そしてアフリカでも古くから経済の栄えたケニアとの自由貿易協定(FTA)の交渉を開始しています。一方、アフリカに進出している日本企業は2021年10月時点でわずか927社に止まり、この数字は海外にある日本企業の総拠点数のわずか1.2%を占めるにすぎません。このような状況について、多くの日本企業の皆さまからは、アフリカに日本から進出するほどの市場があるとは思えないアフリカは日本から遠すぎて、どのように製品を持って行けばよいか分からないアフリカに行ったことがなく、自社製品が受け入れられるのかが分からないといった声が多く寄せられています。そこで本セミナーでは、アフリカに少しでも興味のある企業の経営者、事業企画や海外事業のご担当者を対象として、このようなアフリカ市場への疑問を解決するため、アフリカの経済大国であるケニアを事例に取り上げ、以下のような疑問に答えることを目的としています。アフリカの経済がどの程度発展しているのか?アフリカ市場へのアクセスはどのようにすれば良いか?アフリカで自社製品の需要を量るにはどのようにすれば良いか?また、JCCP Mはケニアの首都ナイロビにおいて、日本企業の製品を展示、広くマーケティングに使って頂くことのできるショールームを本年8月にオープンします。本ショールームは、日本製品を展示する常設のPRスペースとしては、民間や公的機関も含め、アフリカでは初の試みです。本セミナーでは、本ショールームの立地やサービス内容についてもご紹介、本ショールームに自社の製品やサービスを展示されたい企業様を募集いたします。アフリカ市場に少しでもご興味のある皆さまの本セミナーへのご参加をお待ちしております。プログラム開会のご挨拶 (堺 夏七子)アフリカ経済の現状~ケニアを事例に~ (杉野 晋介)ケニアへのアクセス、ケニアから東アフリカへの輸送 (丹野 雅彦)アフリカで自社商品を売るには? (川西 章弘、堺 夏七子)ナイロビショールームのご紹介 (楠 香子)質疑応答セミナー&ナイロビショールーム詳細情報アフリカビジネスセミナー「Doors to Africa」~アフリカビジネスの第一歩~ナイロビショールーム開設のご案内(JCCP M株式会社)アフリカビジネスの入門書「まだアフリカに進出していない企業のためのガイドブック」