JCCP Mはケニアのナイロビにて、日本製品向けショールーム設立に向けて準備しています。同ショールームで使用する展示台のプロトタイプを4月から約4か月間かけてナイロビの現地工房で製作してきました。この度ついにプロトタイプが完成し、量産を開始する準備が出来ましたのでお知らせいたします!出展社の製品はこちらの展示台にのせてケニア人来店者に見ていただきます。 (サイズは縦700ミリ×横700ミリ×高さ455ミリ)※なお、本プロトタイプではキャプションボードは向かって右側にありますが、実際には左側となります。展示台(上部) 展示台(左斜め)展示台(内部)展示する製品に合わせてこの展示台を2段に重ねて使用するか、あえて1段で低めの高さで使用するか、ご選択いただけます。 この展示台は、デザインは京都の吉原組様にて、製作はナイロビのダウンタウンにある小さな工房にて行っています。吉原組様は日本各地に限らずパリ、香港などで建築・内装デザイン全般に携わられている建築事務所であり、 このショールームの内装デザインにも参画いただいております。吉原組様のInstagram→https://www.instagram.com/yoshiharagumi.kyoto/?hl=ja ナイロビの工房はこのような感じです。ナイロビのダウンタウンにはこのような小さな工房が沢山あります。ナイロビのダウンタウンにある工房 しかしこのプロトタイプ製作、一筋縄ではいきませんでした。2023年4月に工房に初めて製作を依頼したときに出来上がったのがこちら。↓初期の展示台 当初はデザインもかなり違ったこともありますが、現地の職人に日本基準での製作を依頼することも難しく、 初めは図面通りにも出来上がりませんでした。 吉原組様に何度も相談し、 現地の材料や現地工房の設備でも実現可能で、 かつ展示品を引き立たせることのできるデザインを目指し調整を続けてきました。 例えば、現地で入手可能な素材では強度に不安があると分かったため、釘を打つ位置や支え板の強化等の工夫を凝らし補完しました。 また木材のカットの仕方を変更し、工房の設備でも量産しやすい造りにしたこともありました。このような試行錯誤を基に作られたプロトタイプを確認し、改善を施し、再度製作を依頼する、 これを繰り返すこと4か月、8つ目のプロトタイプにして遂に完成したのが冒頭の展示台です。 ショールームの内装工事も着々と進んでおり、日本製品とケニア人来店者を迎える準備が徐々にできてきました。ぜひアフリカ進出への第一歩としてショールームをご活用ください! ナイロビのショールームに関する詳しい情報はこちら