こんにちは、ケニアのモーゼスです。私はナイロビショールームのマネージャーをしています。今回は、私の人生初の5本指ソックス体験をレポートします。以前、私は来日研修で日本を訪れ、その際に初めて「5本指ソックス」を目にしました。ケニアでは5本指ソックスを履いている人も売っているお店も見たことがありませんでしたので、初めて日本の店でこれを見たときは驚き興味を惹かれました。残念ながらその時は試すチャンスが無かったのですが、直近、JCCP Mの日本人社員がケニアに出張するタイミングがあり、お土産に持ってきてくれました。さっそく、ショールームの店舗に立ちつつこれを履いて一日を過ごしてみたところ、指先の汗を靴下が吸収してくれて、素晴らしいですね。通常の靴下とは違い長時間履いても足先が蒸れることがなく非常に快適でした。日本は特に夏になると高温多湿であるため、5本指ソックスを選ぶ人がより多いのかもしれません。しかし、ケニアでも、足先の快適さを求めて5本指ソックスを選びたい人が居るだろうと感じます。ケニアは平均標高が1,400メートルほどと高く、年間を通して気温が高くなることは少なく、日本のような蒸し暑い天気にもなりません。しかしそれでも、雨季や長時間靴を履いている時には靴の中が蒸れて不快感があります。同じく不快感があるのか、教会や長距離を移動するバスなどにはこっそり靴を脱いでいる人もいます。この5本指ソックスがケニアで購入できるのであれば、靴を履いてオフィスで働く人など、靴を脱ぎにくい環境にある人は特に欲しがると思います。ただ少し気になった事を挙げるとすると、私の足の形が、日本人とは足の形と少し違うのか、薬指や小指の先に隙間ができてしまいました。足全体の大きさはピッタリフィットしましたので、十分に快適でしたが。もし一般的なケニア人と日本人の足の形に違いがあるのであれば、ケニア人の足のサイズや形のデータを収集し製品の現地化をすると、より競争力のある製品になるかもしれません。今回の体験を通し、質の高い、まだケニアでも知られていない日本製品は沢山あり、ケニア市場でも需要を掘り起こすことができるのではと再度認識しました。ショールーム事業を始めとするJCCP Mとの協業事業ではぜひ、日本をより知っていただき、体験していただく事を目指して頑張りたいと思います。-----JCCP M株式会社は日本企業のアフリカへの進出を支援するコンサルティング会社です。アフリカでの市場調査や進出戦略の立案などをサポートします。市場調査に関する詳細はこちらアフリカ市場への進出戦略立案に関する詳細はこちらその他サービスに関する詳細はこちら事例紹介はこちら