この4枚はどこの国の写真だと思いますか?これらは、アフリカのケニアやルワンダの都市部を撮影した写真です。開発途上国というイメージが強いアフリカも、都市部を中心に大きく発展してきました。ビルやショッピングモールが立ち並び、慢性的な渋滞に悩まされるほどの多くの自動車が走っています。現在のアフリカの経済規模はどの程度なのか 、世界の国々とGDPを比較してみましょう。世界各国とアフリカのGDPの比較図1では、アフリカのGDPと中国、日本、インドのGDPを比較しています。2023年にアフリカのGDPは日本の69%、インドの82%である2.9兆ドルに達しています。[図1]【世界銀行 World Development Indicators GDP (Current US$)よりJCCP Mが作成】このグラフでは、主要国とのGDPを比較していますが、アフリカ各国の一人当たりGDPからもアフリカ市場のポテンシャルを感じることができます。一人当たりGDPから見るアフリカの経済レベル図2には、アフリカの一人当たりGDPの上位25ヶ国を掲載しています。インドのGDPは2,484ドルであり、アフリカでは18ヶ国がインドよりも高い一人当たりGDPです。これら18ヶ国の中には資源国も含まれるため、必ずしも国民の平均的な経済力を表してはおりませんが、経済のレベルが比較的高い国が出現してきているとも言えるでしょう。例えば、日本企業が多く進出しているベトナムやインドネシアは2023年時点の一人当たりGDPが4,000~5,000ドルであり、チュニジアやナミビアといった国が同程度の経済力になっているとも言えます。[図2]【世界銀行 World Development Indicators GDP per capita(Current US$)よりJCCP Mが作成】皆さまの多くの方は、アフリカのほとんどの国は発展途上国であるとイメージを持たれているかと思います。また、アフリカは日本から離れており、日本企業が進出している数も限られています。しかしながら、他の国々に引けを取らない経済を有するアフリカの国も少なくありません。日本ではこれから人口が減少し、経済が縮小していくことが懸念されています。販路拡大で海外進出を検討される際には、アフリカを選択肢の一つとしてみることをお勧めします。JCCP Mは日本企業のアフリカ進出支援に特化したコンサルティング会社です。お客様企業のニーズに合わせて、オーダーメイドのご支援を提案させていただきます。お問い合わせはこちらサービス一覧はこちらプロジェクト事例はこちら