株式会社川西水道機器は、香川県綾川町で配管の継手材を製造・販売しています。2019年度、同社は自社製品をケニアで販売開始するにあたり、そのマーケティング活動の一環として、JICAが実施する「中小企業・SDGsビジネス支援事業」において「ケニア国水道施設における無収水対策に係る基礎調査」を実施し、JCCP Mはその外部コンサルタントとして、同社の活動を企画書の作成から調査の実施、報告書案の作成まで支援しました。そして2020年度、同社は引き続きJICA「中小企業・SDGsビジネス支援事業」を活用し、「ケニア国水道施設における無収水対策・管継手導入に係る案件化調査」を実施しました。JCCP Mは基礎調査の時と同様に企画書の作成を支援し、現在は外部コンサルタントとして本事業に参画。現地調査・分析、現地関係者との連絡・調整、調査企画、報告書案の作成を担当する他、JICAとの各種調整、受注金額の精算業務の実施を支援しました。本調査は新型コロナウイルスのパンデミックのために契約が遅れましたが、2021年7月にJICAとの契約を行って以来、基礎調査の時に活用した現地調査員によるリモート現地調査を実施、予め必要な情報を得た後、JICAの渡航制限解除に合わせて2021年11月に現地調査を実施しました。2022年2月にはナイロビでケニアの水・衛生・灌漑省、水道事業監督庁、水道事業協会の関係者、ならびに全国の上下水道会社の技術者を招き、同社のメカニカル継手を使用した配管工事の方法や漏水の修理方法に関するセミナーをハイブリッドで開催、通常の対面セミナーに加え、オンラインでも参加できるようにしたほか、同社の香川本社ともオンラインでつなぎ、日本からの講義も実施しました。その結果、97名の参加者を得ることができ、同社製品がケニアの水道事業で大きな効果を発揮することをアピールしました。