ケニアの水道施設では、配水管は家の近くまで来ているものの、資金不足から配管から家までの最後の接続ができていないという「ラスト・ワン・マイル問題」が大きな問題となっています。この事実を深刻な問題と捉えた株式会社川西水道機器は各水道事業体の資金調達を支援するため、日本のODA事業のひとつである「人間の安全保障・草の根無償資金協力」の活用を考え、JCCP Mに案件形成の支援を依頼されました。そこでJCCP Mは株式会社川西水道機器、ケニアの水・衛生・灌漑省および水道事業監督庁と協議し、対象とする水道事業体をケリチョウ上下水道会社およびグシ上下水道会社の2つに設定、両水道事業体と協議すると共に、両水道事業体の案件実施能力および給水管布設事業に対する需要を確認しました。これら状況および需要に基づいた事業計画を「人間の安全保障・草の根無償資金協力」の要請書としての取りまとめを支援し、これら要請書は両水道事業体から在ケニア日本国大使館に提出されました。これら要請の内、ケリチョウ上下水道会社で管轄する地域の給水管布設事業が実施事業として採択され、2025年7月に工事は竣工、地域住民による供用が開始されました。本事業では株式会社川西水道機器の製品が活用され、日本政府が推し進める質の高いインフラの構築に貢献しました。JCCP MはこのようなODA事業の案件形成に対して、今後も皆様のご要望に応じて支援してまいります。